7月13日 古地図散歩に行こう!白金台〜田町

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    江戸時代の古地図を見ながら東京の町を歩く古地図散歩、7月13日は白金台から田町までを歩いてきました。


    今回は白金台と三田台の二つの台地を歩くわけですが、江戸時代の白金台は農地の中に大名家の下屋敷が点在していたところ、一方の三田台は江戸城拡張に伴って江戸の中心部から移転してきた寺々が軒を並べる寺院街でした。


    まずは白金台にある瑞聖寺へ。ここは江戸時代の前期に建立された日本最初の黄檗宗寺院です。江戸時代中期に建てられた本堂と門が今も残っていて、国の重要文化財に指定されています。

     



    黄檗宗と聞いても「?」という人が多いと思います。江戸時代に中国からやってきた禅宗の僧侶隠元が起こした宗派なのですが、この隠元和尚は日本にインゲン豆を持ち込んだ人でもあるのです。「黄檗宗=インゲン豆」と覚えましょう!


    瑞聖院の向かいには、江戸時代には薩摩藩の下屋敷がありました。江戸時代の地図に「●松平薩摩守」と書かれているところです。現在ここは結婚式場の八芳園になっています。門前にいた八芳園の人のご好意で庭園を見学させていただきました。

     



    ただ、この庭園は大名屋敷当時のものではなく、30年ほど前に整備されたものだそうです。



    さて、白金台から坂道を下って、さらに上ると底は三田台。今もたくさんのお寺が並んでいます。そのうちの一つ、玉鳳寺には白粉を塗って祈願するときれいになれるという「おしろい地蔵」があります。

     




    これまでも古地図散歩で何度も訪れているおしろい地蔵、多くの人が白粉(実際にはベビーパウダー)を塗って真っ白になっている石地蔵さんですが、あれ?前回来たときよりもさらに白くなっている???


    ここで前回と今回のおしろい地蔵の比較を。

     



    三田台の寺院街から慶応大学の前まで行くと、大学の隣は春日神社。平安時代の国司が奈良の春日大社から勧請を受けて建立したと伝えられる古社ですが、この神社の階段には実は秘密があります。
     



    今回のお客さまは古地図散歩の常連さんで歴史に造詣の深い人でしたので、その階段の秘密にすぐに気付かれました。一見なんの変哲もない階段に見えますが、実はすごい秘密が隠されている非常に珍しいものなのです。



    春日神社からほど近い田町駅まで歩いて今回の古地図散歩はおしまいです。


    今回のコースと見どころ
    白金台駅→瑞聖寺(国の重要文化財)→覚林寺(加藤清正ゆかりの寺)→樹木谷→大石内蔵助切腹の地(細川家屋敷跡)→長松寺(荻生徂徠の墓)→幽霊坂→玉鳳寺(おしろい地蔵)→正覚院(福島正則の墓)→宝生院(陣幕の碑)→三井倶楽部前(ジョサイア・コンドル建築)→イタリア大使館(赤穂浪士切腹の地)→龍生院(渡辺綱産湯の井戸)→春日神社(平安時代建立)→水野家屋敷跡(赤穂浪士切腹の地)→田町駅


    江戸時代の地図を見ながら東京の町を散策する歩き旅応援舎のウォーキングイベント「古地図散歩に行こう!」は、夏の間はお休みします。次回開催は9月20日の予定です。コースは9月初旬ころに歩き旅応援舎のホームページにて公開する予定です。

     

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